日本法ニュース:重要判決情報
知財高判 平成21(行ケ)10265 審決取消請求事件 特許権 行政訴訟(2010年01月28日)
平成22年1月28日判決言渡
平成22年1月19日口頭弁論終結
平成21年(行ケ)第10265号審決取消請求事件
判決
原告シコー株式会社
原告東京パーツ工業株式会社
原告ら訴訟代理人弁護士對崎俊一
同訴訟代理人弁理士佐野惣一郎
被告レキシンジャパン株式会社
同訴訟代理人弁護士佐藤治隆
主文
1 特許庁が無効2008-800154号事件について平成21年7月
28日にした審決を取り消す。
2 訴訟費用は,被告の負担とする。
理由
第1 請求
主文同旨
第2 事案の概要
1 特許庁における手続の経緯
原告らは,発明の名称を「振動型軸方向空隙型電動機」とする特許第213
4716号(昭和62年5月21日出願,平成10年2月6日設定登録。以下
「本件特許」という。)の特許権者である(甲8,9)。
被告は,平成20年8月18日,本件特許を無効にすることを求めて審判請
求(無効2008-800154号)をし,特許庁は,平成20年12月24
日,「特許第2134716号の特許請求の範囲に記載された発明についての
特許を無効とする。」との審決をし,その謄本は同年12月26日原告らに送
達された。
これに対し,原告らは,上記審決を不服とし,平成21年1月23日,当裁
判所に対して上記審決を取り消すことを求めて訴訟を提起した(当裁判所平成
21年(行ケ)第10017号)。
原告らは,平成21年2月20日,特許庁に対し訂正審判を請求し(訂正2
009-390018号),当裁判所に対して特許法181条2項所定の決定
を求めたところ,当裁判所は,同年3月3日,上記規定により「特許庁が無効
2008-800154号事件について平成20年12月24日にした審決を
取り消す。」との決定をした。
特許庁は,原告らが上記訂正審判請求において提出した訂正明細書(甲7)
を特許無効審判における訂正の請求とみなして(特許法134条の3),審理
の上,平成21年7月28日,「訂正を認める。特許第2134716号の請
求項1に係る発明についての特許を無効とする。」との審決をし,その謄本は,
同年8月7日に原告らに送達された。
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